発泡スチロールの工作のコツ!造形の作り方

発泡スチロールを使った工作のコツやアイデアから、発泡スチロールの接着剤・接着方法や切る道具・切断方法などをわかりやすく紹介します。

発泡スチロールの工作のコツ!造形の作り方

発泡スチロールの工作アイデア

発泡スチロールはアイデア次第で様々なものに変身する万能素材。ただ、自分の頭だけで何を作れるか考えるには限度があります。今回は発泡スチロールの工作アイデアをいくつか紹介するので参考にしてみてください。

まず、発泡スチロールの工作と言えば文字オブジェなんかが有名ですね。よく雑貨屋に売っている文字の形をしたアレです。印刷した文字を発泡スチロールに貼り付け、その通りにの形に切り抜くことで簡単に完成するので初心者の方にもおすすめ。はじめのうちはアルファベットなど単純な形のものにしておくといいでしょう。平仮名は予想以上に複雑な形も多いので慣れてきた後の方がいいかもしれません。

また、ファブリックパネルを発泡スチロールで作るのもいいですね。これについては造形も何もありませんが、発泡スチロールを好きなサイズの四角形に切り出し、そこに布を貼り付けるだけで簡単に完成しますよ。軽いから壁にかけやすいのもメリットです。

子供に人気の工作でスタンプなんてものもありますね。発泡スチロールはみかんのしぼり汁を使うと溶けるので、残したい形のシールなどを貼って不要な部分だけを溶かすわけです。これならカッターなどの道具を使わないのでお子さんでも安心。夏休みの工作にもいいかもしれません。子供向けという意味では発泡スチロールが浮くことを利用したビート版などもありです。もちろん、本格的な造形のものを作るのも楽しいですよ。たとえば、大きめの立方体の発泡スチロールを用意し、それを動物や船などの形に切り出していくのも面白いと思います。

複雑な形になればなるほど要求される技術は上がりますが、それだけに燃えるものがあるのではないでしょうか。かなり本格的な動物のオブジェがあって、ふと持ち上げてみたら軽かった。そんな驚きを友人に与えることも出来そうです。恐竜の骨を発泡スチロールで再現するのも魅力的な工作のひとつ。要は骨のパーツをひとつひとつ切り出し、それを組み合わせて骨格にしていくわけです。発泡スチロールは基本的に真っ白ですからね。骨格の作成向けだったりします。

他にも大きなものではレンガ風の壁を作ったり、四角く組み合わせて秘密基地を作成したり、ネームプレートにしてみたり、人によっていろいろなものを工作しています。アイデア次第ではわりと何にでもなる素材ですので、ここで紹介したものにとらわれず自分でもあれこれ考えてみてください。そういったアイデア出しも工作の楽しさのひとつですよ。